他者を踏みつけにせず生きる!




今こそ<暗闇の思想>を

原発という絶望、松下龍一という希望








◆ 著 者 : 京都大学原子炉実験所 小出 裕章
◆ 発行年月日:2013/01
◆ サイズ:四六判
◆ ページ数:120ページ
◆ ISBN:978-4-87196-052-6
◆ 定価:1000円+税


■内容紹介■

 

●「第八回竜一忌」講演録

 

 〈暗闇の思想〉に学ぶ

  福島第一原発の今と放射能汚染のこれから

 

 

●松下竜一の埋もれた2篇を特別収録

 

 〈暗闇の思想〉から十七年

  脱原発――原発社会の対極を考える

 

   御冗談でしょ!

  身に覚えのない家宅捜索を受けて(単行本初収録)




●著者プロフィール

●小出裕章(こいで・ひろあき)

京都大学原子炉実験所助教。専門は放射線計測・原子力安全。1949年東京都生まれ。東北大学大学院工学研究科修士課程修了。著書に『隠される原子力・核の真実』『放射能汚染の現実を超えて』『原発のウソ』『原発はいらない』『この国は原発事故から何を学んだのか』などがある。


松下竜一(まつした・りゅういち)

1937年大分県中津市生まれ。家業の豆腐屋に従事した後、作家に転じる。市民運動に取り組み『草の根通信』を刊行。2004年死去。享年67。著書は『豆腐屋の四季』、『ルイズ』(講談社ノンフィクション賞)、『松下竜一 その仕事』全30巻、『松下竜一 未刊行著作集』全5巻、講演録『暗闇に耐える思想』、『暗闇の思想を/明神の小さな海岸にて』(2012年復刊)など多数。