「森友事件」の火付け人・木村真豊中市議とタッグを組んだ人権派弁護士が

法と事実で安倍首相のうそとごまかし、目くらましを暴く!

 

 

訴因 安倍晋三

「森友事件」すべてはここから始まった!

 

大川一夫 著

 

 

◆ 発行:2018年6月

◆ 判型:四六判・並製

◆ 頁数:112ページ  

◆ ISBN978-4-87196-072-4 

◆ 定価:1,000円+税

 

■著者紹介■

 

大川一夫(おおかわ・かずお)

弁護士(大阪弁護士会所属・元大阪弁護士会副会長)、龍谷大学法学部非常勤講師。

1953年、京都市生まれ、京都大学法学部卒業。

 

著書に、『裁判と人権――平和に、幸福に生きるための法律ばなし』『ホームズ! まだ謎はあるのか?――弁護士はシャーロッキアン』『「裁判員制度」の本義――なぜ市民参加が必要なのか』『労働者と裁判員制度――参加の意義と疑問Q&A』(以上一葉社)、『実務刑事弁護』(共著・三省堂)、『国際人権規約と国内判例』(共著・解放出版社)などがある。

 

■内容紹介■

 

 

 世を騒がせている「森友事件」――裁かれるべき諸悪の根源は、

逮捕された籠池夫妻でないことはもちろん、

ババをつかまされた佐川元国税庁長官でも、

ましてや操り人形の安倍昭恵でもない。

 

その主犯は、まごうことなき現職総理大臣「安倍晋三」。

そのことを、マスメディア従事者は言うまでもなく、

ほとんどの人びとは確と気づいている。にもかかわらず……

 

 この総理大臣の犯罪「アベゲート」の

最初の火付け人・木村真豊中市議とタッグを組んだ

人権派弁護士の著者が、法を駆使し事実を積み重ねて、

逃げ回る醜悪な安倍晋三の数々の

エセトリック(うそごまかし)とレッドへリング(目くらまし)を

名探偵ポアロのごとく完膚なきまでに鋭く暴く。

 

1日も早く、この類を見ないグロテスクなハレンチ総理を葬るべく、

決意と覚悟を込めて著した1冊。

 

「主権者は国民であることから、

公務員は国民につかえる全体の奉仕者であって『権力者』の奉仕者ではない。

このことは、現憲法も十五条に明ずるところである。…

法律に基づいて『公正な行政』を行なうのが、法治主義であり、

そうでない人治主義は独裁国家である」

(本書「第十一、立憲主義から利権主義へ」より)

 

「この巨大な立憲主義違反、法治主義違反を

市民の手でただすことができるかどうか……

本書表題の『訴因』とは、『裁かれる対象』という意味で使っている。

無論、真に裁くのは国民である。……」

(本書「あとがき」より)

 

憲法十五条

「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。

②すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」

 

***

 

 巻末に、特別付録として、その木村真豊中市議の、

事の発端からその後の経過までのすべてを率直に語った

本書だけの貴重な証言インタビュー付き。

 

「確かに、相手はあまりにも常識外れです。

しかし、ここで追及をやめたら、政権の思うツボです。

だからこそと頑張っているところもあります。

それが続けられるのも、一言で言うと腹が立つ、つまり怒りですね」

(本書「木村真氏 特別インタビュー」より)

 

木村 真(きむら・まこと)/大阪府豊中市市議会議員

1964年、箕面市生まれ。さまざまな職業を経て、2004年4月、豊中市議選に無所属で立候補し初当選。2018年4月現在3期目。「市民とともに考え、ともに動く」がモットー。2016年8月、市民とともに「森友学園問題を考える会」を立ち上げ、追及の先頭に立つ。

 

■もくじ■

 

 まえがき

 

第一、はじめに―そもそもの問題点は何か?

 

第二、発覚以前―愛国心教育の危険性

 

第三、維新の役割―果たして大阪府は被害者なのか?

 

第四、木村真つぶし―仕掛けた犯人は?

 

第五、提訴と報道―市民・メディアの協力を得て

 

第六、森友学園事件の構造

 

第七、疑惑の三日間

 

第八、「悪魔の証明」とは?

 

第九、籠池氏逮捕・勾留の意味

 

第十、「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」

 

第十一、立憲主義から利権主義へ

 

木村真氏 特別インタビュー すべてはここから始まった!

 

 あとがき

 

 資 料 訴   状

     木村真 意見陳述書

 

     刑事告発状